それいゆとは

 

フランス語で太陽を意味する”それいゆ”。
人の幸せを照らす太陽のように・・・
私たちが好きなイソップ寓話をご紹介。

ある日のこと、北風と太陽が言い争いをしていました。
北風は、
「僕はなんだって吹き飛ばせるんだ!一番強いのは僕だ!」
太陽は、
「確かに君には力がある。でも一番強いのは僕だよ」
と、どちらも引きません。
そこで、力自慢をすることとなったのです。
「じゃあ、あそこに歩いている旅人の、
服を脱がせたほうが勝ちってことにしよう」
まずは北風から始めました。
「あの旅人の服を吹き飛ばしてみせるよ」
と言いながら、「ピュー!」と、 冷たい風を旅人に勢いよく吹き付けました。
そしたら旅人は、「なんて寒いんだ」と言いながら、
更に一枚、服を取り出して、今の服の上に重ねて着込んだのです。
それでも北風は負けまいと、
「ビュー!」と、冷たい風を旅人に吹き続けました。
しかし、旅人は、飛ばされないように、
服をしっかり押さえ、体を前かがみにして歩き続けたのです。
北風は、とうとう諦めました。
太陽はそう言うと、まず、ポカポカと暖かく、そしてやさしく照らしました。
「こんどは僕の番だ」
旅人は、「ポカポカといい陽気になってきたぞ」
と、重ね着していた服を1枚脱ぎました。
そして、太陽は、更にやさしい日差しを当て続けたのです。
歩いていることもあり、旅人は汗ばんできて、
ちょうど川沿いがあったので、一休みすることにしました。
太陽はその時、ここぞとばかり、ジリジリと強い日差しで
旅人を照りつけ始めました。
は、「こりゃたまらん!」と言って、
服を全部脱ぎ捨て目の前の川に飛び込んだのです

 

 


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